taspo全国導入前に少し考えてみる

taspoの全国導入がもうすぐ近づいてきて、とうとうtaspoがないと自動販売機でたばこが買えなくなる。
taspo導入の是非自体はほかのところで議論してもらうとして、今現在きになってることを喫煙者である自分なりに少しだけ考えてみた。

taspoってなに
もともとは未成年者の喫煙を防ぐために深夜の販売休止に次ぐ、第二の規制になる。
そのためtaspo がなくても対面販売なら購入でき、taspoを利用できるのは原則成年以上である必要がある。

taspoで騒がれていること
taspoを手に入れるにはtaspoのサイトで申し込むか、たばこ自販機などにある申込書に本人確認とあわせて申し込む必要がある。
そのために以下のようなことがいわれている
・めんどくさいのでまだ申し込んでいない喫煙者が(たぶん大勢)いる
・taspo実施後にtaspoを持っていなくても対面販売(コンビニ)などで購入することができる
・本来の未成年者喫煙防止にそれほど効果がないのかもしれない

1つ目はtaspoの制度自体が自発的に申し込まないといけないので、taspo所有者の数が少ないままだと制度自体の実行力が弱くなってしまうんじゃないんだろうか。

2つ目の対面販売は、各地の小さなタバコ屋さんはかなり心配。
タバコ屋さんは高齢化がすすんで、ほとんどが自販機だけになってしまっているなかでふってわいたようなtaspoのおかげで問答無用の自販機改修の負担にさらに営業努力を迫られているのが現状。
自販機でタバコを買いにいっただけなのに老体にむち打ち、なんどか窓口から「taspo申し込んだ、ほらコレ」なんてライターをくれるのをみるとそうとう厳しいんだろうなと思う。

3つ目は本来の目的である未成年者の喫煙防止に効果を発揮するか。
先におこなれた深夜の自販機による販売休止が実はそれほど効果を出せていないのではないかと思う。街中では学生服を着たままタバコをふかす、高校生らしき姿をみることもある。
深夜だけの規制なので日中に自販機で購入しているのだろうけど、今回のtaspo導入後もたばこを吸いたいやつはなにかしらの方法でたばこを手に入れるんじゃないか。

未成年者の喫煙を防ぐのはとても大切なことだと思うんだけど、taspoによる効果がどうにも実感できない。
本当に未成年者の喫煙を防ぐ必要があるなら、自販機なんて路面からなくしてしまえばいいと思う。

だけどそれができないのは、税収などの経済的影響が心配なんだろうと思う。
それはわかる。なら、もっと正当な喫煙者に対して使いやすいシステムを考えたらどうだろうか。

いくら販売時間の制限や変なカードを発行したってその網の目をくぐるヤツはいるだろうし、青年の喫煙者が使いにくくなるだけで弱者なタバコ屋さんが泣くだけだと思う。

カードなんて免許証に統合するとか、Edyとか多くの電子マネー系のICカードに統合しちゃえば便利になるのにそうしないのは、「既得権益か!」なんてうがった見方をしちゃうぞ。

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このページは、fruitsが2008年6月 3日 07:49に書いたブログ記事です。

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