もうそろそろ聞き飽きた感のあるWeb2.0という単語ですが、聞き飽きたはずなのに正直私もなんだかわかっていません。

教科書的に答えを探すなら「今までのWEBから一歩進んだ”次世代のWEB”」なんて答えになるんでしょうが、その「次世代の」ってところが人それぞれとらえ方が違って今一つ分かりにくいところだったりします。

ただ、営業の人とかはこの「Web2.0」の定義なんてどうでもいいのかもしれません。

「Web2.0」は「ビジュアル系バンド」と同じ末路を辿る :Heartlogicの記事では「とりあえず、Web2.0」な現状を一時期のビジュアル系バンドにたとえていてわかりやすく、確かに業界的になにかキャッチーでなんとなくわかった気になれる言葉ってのは、どんな使われ方にせよ、顧客をその気にさせるいい言葉なんだろうな。

この記事を呼んで思い出したのがジンメルっていう哲学者の流行について書いた論文。

流行の中に3種類の人間がいて

  • 流行を先取りするパイオニアな少数の人
  • パイオニアにあこがれて、一生懸命流行をおいかける大多数の人
  • 大多数の人が流行に乗って飽和状態で「みんなと一緒」が安心する乗り遅れる人

たぶん、「WEB2.0」という言葉に一生懸命な人は2番目で、そのひとのお客さんってのが3番目なんだろうな。
(私も3番目かな)

3番目のお客さんが別に流行遅れという話ではなくて、この流行はあくまで一部の業界内だけでのはなしで、それをあたかも業界外の人に

「ホームページ?いや~うちは、次世代ですよ。WEB2.0ですよ。」
「うちのWEB 2.0を買わないと時代に乗り遅れますよ」

なんていわれてるのかと思うと、すごく怖いな。

こんな感じで営業のツールとしてのぜんぜん意味のない「WEB2.0」をやってる(やらされている)ところもあるんだろうだと思う。

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このページは、fruitsが2006年2月21日 07:35に書いたブログ記事です。

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