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短絡的な規制なんて意味がない。もっとよく考えてほしい。

少し前に高校生がいじめられたのを理由に教室に手製の爆弾を投げ込んだ事件がありましたが、この時の犯人が作った爆発物がインターネット上の情報を参考に作ったという供述や、自殺する仲間集めなどの危険な情報がある「有害サイト」を規制する動きがあるようです。
asahi.com: 有害サイト規制を検討 爆発物や自殺関連 官房長官?-?政治

この報道のように本当に有害なサイトが簡単に手に入らないような仕組みができればいいんですけど…

思想統制が厳しい中国では早くからインターネットの規制が始まっていて、政府が好ましくないと判断したサイトはことごとく表示されず、検索されては困る単語で検索しようものならその瞬間から検索サイトに接続できなくなるほど。
その割には一部の過激な思想や過激な行動を黙認している節がある中国政府。社会主義なので仕方がないのかもしれないけど、これがインターネット規制の結果なのかと感じてしまいます。

さいわい、日本では過激なアダルトサイトから怪しい新興宗教、詐欺に使われたり今回のような爆弾の作り方まで特に問題なく小学生であっても閲覧ができます。
で、実際に今回の事件が起こった訳で、そういったことをなくそうとするのは当たり前かもしれません。

しかし、実際爆弾の作り方なんかを探してみると実は学術機関とか大学とかのサイトがでてきたりします。
もちろん、そこでは爆弾魔になるための情報ではなく研究目的や学術目的で情報があるのですが、例えばゲリラがよく使う爆弾の特徴として人間を完全に殺す能力がないことがおおいです。

これは、爆弾の使用目的が「人を殺す」ことが目的なのではなく、相手の軍隊に「損害を与える」ことが目的のためだからです。
アメリカなどの大国が使う爆弾ではクラスター爆弾やデイジーカッター爆弾などがありますが、この手の爆弾は大量、効率的に人を殺すことが目的なため「非人道的兵器」といわれたりします。(武器に人道的もクソもないと思いますが…)
では、先述のゲリラが使う人を殺す能力の低い爆弾は人道的かと言うとそうではなく、使用目的の「軍に損害を与える」ということを簡単に行うには直接攻撃ではなく相手の負担を高めてあげればいい、つまり死にそうな兵隊を多く作ればその介抱に手間が割かれ、軍の力を低下させることができるわけです。

私がなぜこんなことを知っているかと言うと、爆弾マニアに話を聞いた訳ではなくテレビでの報道や戦争関連の資料をみたからです。
そのことで私は様々なものを得た訳ですが、今回の爆弾を投げ入れた高校生が作った爆弾のレベルもその程度のもの。一部の報道では花火の火薬をほぐし中に釘を一緒に入れたとありましたが、その程度のことはインターネットでなくても地上波のテレビでも放送されていました。

短絡的にこのあたりの情報を規制したところでその弊害の方が多いような気がします。
いじめも問題だと思いますし、簡単に高校生が爆弾を作って教室に投げ込むのも問題だと思います。
それ以上に短絡的、感情的な考え方のほうが問題だと感じます。

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2005年06月14日 14:18に投稿されたエントリーのページです。

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