新製品や新サービスの情報を消費者に伝えるためのテレビコマーシャルは、将来違うカタチに変化するかもしれない。

ほとんどの家庭にあるテレビ。そのテレビを通して流される広告がテレビコマーシャル。このテレビコマーシャルは実によく研究されていて街で見かける看板や広告と違って、「広告を見せたいターゲット層」をある程度特定することができるみたい。

例えば、放送する時間帯。
朝7時ぐらいまではサラリーマンが出勤前に前日までのニュースを確認できる時間帯で、その後は奥様のためのワイドショー。夕方になれば帰ってきたサラリーマンへのニュースと子供のためのアニメ。
一家が揃ってリビングに集まりテレビを見るプライムタイムと、それぞれのターゲットがテレビの前にいる時間帯に商品のCMを打てばその商品の魅力を訴求することができます。
が、しかしそれはテレビで放送された番組と一緒にCMを見てくれていることが大前提の話。

その対象者がCMの時に毎回、トイレに立つぐらい広告主にとって頭痛の種があるようです。
テレビCMの価値が奈落の底--ネットとHDDレコーダーで加速 - CNET Japanによると野村総合研究所はハードディスクレコーダーなどの機器で録画したTV番組でCMをスキップする割合は53.4%と発表し、過半数の人がCMをスキップしていることになるとしています。
結論としてテレビコマーシャルの「広告としての価値」が低下しているということを報告しています。

今回の調査はハードディスクレコーダーのユーザだけみたいですが、今までのVHSのビデオデッキでもCMスキップ機能があるので「CMを見たくないユーザ」はもっと多いでしょう。

ところで、このCMスキップの機能はどういう仕組みになっているのかというと最近は違うかもしれませんが音声がステレオかステレオではないかでCMかどうかを判断しているようで海外の映画や2カ国語で放送するニュース番組、モノラル放送の番組などがCMスキップができる番組だと思います。(手元のにある機器ではそうでした)

スキップできるなら、録画する時に削除してしまえば…と、思うのが普通なんですが『中途採用捜査官』シリーズなどの推理作家・佐々木敏の推測CMスキップ戦争〜シリーズ「砕氷船ライブドア」(3)〜 なんかを見てみるとなにやら、事情があるみたいです。

それぞれの製品についてCMカット機能があるかどうかは調べていませんが、Google先生に聞いてみるとほとんどが自力でCMをカットするか、パソコン用のキャプチャソフトなどでカットするらしい。
asahi.comの記事CMカットは著作権法違反の可能性? 民放連会長がDVDレコーダーに注文では、フジテレビの日枝会長が「CMカットは著作権侵害」という発言で

日枝発言は『これからそういう機能をつけるなら対抗手段を考える、本音でいえば、CMを飛ばす再生やダビングする機能も外して欲しい』という業界への牽制では
としているようです。

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このページは、fruitsが2005年5月31日 23:11に書いたブログ記事です。

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