ITmediaの速報によると印刷業界にめっぽう強いAdobe Systems社がWebでのインタラクティブ性に飛躍的な向上しリッチなWebコンテンツを比較的簡単に提供出来るFlashが爆破的なヒットになったMacromedia社を買収すると発表したそうです。

正直、このニュースを見たときは一瞬我が目を疑い、まだ「まだ、エイプリルフールネタが…」なんて思いましたがプレスリリースも出て本当らしいです。
買収金額は約34億ドル

Macromedia自体は昔から独創的な技術を開発した企業を次々と買収してきてFlash自体もその一つでした。その中でDirectorやFlashなどのインタラクティブ性に持たせられるオーサリングツールとしては揺るぎない地位を築いていました。
一方、Adobe社は昔らかIllustrator、Photoshopなどで印刷業界のデファクトスタンダードとなり古くからMacintosh製品をWindows版に遅れることなくリリースしてきたのでMacユーザの熱い支持もあります。

最近の動向としてはMacromedia社はFlashやDirectorを基幹にリッチコンテンツの作成や提供に特化してきてbreezeやcold fusionなどのシステムにも力を入れてきました。Dreamweaverなどは多くのWeb制作者の間で高機能さと使いやすさで人気があります。しかし、印刷分野においてはAdobeにかなりの遅れをとっていて、同社のFreehandも高機能なのにあまり利用されていないのが現状です。
Adobe社はIlustrator、Photoshopのアップデートを繰り替えし、CSでは同社のツールの相互接続性をあげてVirsion CueやInDesignなどで印刷業界の雄として君臨しています。しかし、同社のGoLiveはHTML エディターとしてはMacユーザからの支持は少なからずあるものの、Dreamweaverの牙城を崩すことはできず、Flash形式の書き出しに対応したツールもリリースしていますがイマイチ普及しませんでした。

今回の「印刷のAdobe」と「WebのMacromedia」が一つになったことにより今後リリースされるソフトウェアにどれだけの影響が出てくるのか心配でもあり期待するところでもあります。

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このページは、fruitsが2005年4月18日 17:46に書いたブログ記事です。

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